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    こだわり

    私たちについて

    1918年創業の川原食品株式会社(MIFUKUAN)は、日本の伝統的な食文化に欠かせない漬物。それも飛鳥・奈良時代、日本で最初に漬物が記載された木簡にある「加須津毛(粕漬)」と、長年養ってきた「漬ける」技術を駆使して製造した、九州の調味料「柚子こしょう」を、伝統的な歴史と品格を継承しつつ世界中に広めたいと思いを込め、日々、漬ける技術を磨いております。

    MIFUKUANの「柚子製品」

    私たち『MIFUKUAN』の「柚子製品」は、粕漬の「漬ける」技術を応用した商品としてはじまりました。やがて、柚子を自社で栽培したいと思い立ち、1969年。緑と清流の丘、佐賀県富士町。その奥深い山間の棚田跡に柚子を植樹したのが始まりです。

    人が手を貸すのは草刈と剪定作業のみ、農薬などは一切使用せず、水や肥料も与えない、自然農法の柚子園です。それも日本では非常に貴重な「実生の柚子」を育てています。

    柚子を作って半世紀、病気や災害で倒木した柚子も沢山ありましたが、長い年月を経て段々と自然の生態系が整い、自然農法での栽培が可能になりました。

    唐辛子の種は種苗会社から買うF1種とは違います。毎年収穫された種を厳選し、昔ながらの在来種の唐辛子を農薬不使用で契約栽培しています。長年の生産者との信頼関係の上に成り立っています。

    取れたての新鮮な原料をすぐに加工できる産地との距離の近さは味にも影響を及ぼします。 距離の長さは原料が劣化する時間と比例します。

    粕漬を作り始めて100年以上の歴史が漬ける技を磨いてきました。塩漬けの技術は柚子こしょう作りにも継承されています。漬け込んで熟成させる時間を大事にしています。

    市販されている柚子こしょうは、常温で日持ちさせるため濃いめの塩分濃度に設定されています。辛みを強くしないと塩辛く感じてしまうので、唐辛子の辛味が必要でした。辛みが強くなると料理にも影響してしまいます。そう、どんな料理でも柚子こしょう味になってしまう危険な調味料になるのです。


    私たちMIFUKUANの柚子こしょうは味を優先するために長期保存をあきらめ、冷蔵庫で保存できるギリギリの塩分濃度で設定されています。料理の邪魔をせずにあくまでも引き立て役に徹し、素材の味を最大限に生かします。辛いほうが好きな方は私たちMIFUKUANの柚子こしょうはお勧め出来ません。

    自社農園の自然栽培実生の柚子を使用したプレミアムシリーズ。佐賀県内の契約農家の柚子を用い、幅広く使用していただける柚子製品。柚子こしょうをはじめ、様々な製品を製造しています。主にプレミアムシリーズは、有名レストランやファーストクラスの機内食にも採用していただきました。

    受賞歴


    2017年OMOTENASHI Selection 受賞

    おもてなしセレクションは、日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワードです。「世界に発信したい“日本ならでは”の魅力にあふれている」と認められた対象を、おもてなしセレクション受賞商品・サービスとして認定しています。


    2017年フードアクションニッポンアワード受賞

    国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体などの優れた取り組みを表彰し、全国に発信することにより、さらにそれぞれの取り組みを促進することを目的として2009年に創設した表彰制度です。


    2015年The Wonder 500TM 受賞

    The Wonder 500™は、クールジャパン政策のもと“世界にまだ知られていない、日本が誇るべきすぐれた地方産品”を発掘し海外に広く伝えていくプロジェクトです。「ものづくり」「食」「観光」の分野において、全国47都道府県より合計500商材を選りすぐりました。